願書について


受験準備。どんなことから始めましたか? 幼児教室選びというひとが多いかもしれません。そこでお母さん同士の情報交換というか、いろいろな情報が耳に入ってくるとおもいます。幼児教室の先生からは、受験を予定している学校については、過去の入試問題をチェックするとか、児童の登下校の様子も見ておいてくださいとお話があるかもしれません。

 

4月に入ると、学校説明会や入試説明会、公開授業がスタートします。少ないひとで5〜6校。平均すると、7〜8校は参加するでしょうか。この時期、スマホを片手に走り回るお母さん方の姿をよく見かけます。幼児教室からは、願書の添削や模擬面接の案内が来るとおもいます。

 

模擬面接では、なぜ本校がいいとおもわれましたかと質問されて、志望校のホームページに書かれているようなことを答えると、幼児教室の先生からは、それでは熱意が感じられません。本気で入学する気持ちがあるのか疑わしいと誤解されますと酷評されます。願書には、「志望理由」の欄があります。

 

この段階になって初めて「志望理由」という大きな壁にぶつかります。わずか数行の志望理由をどう書くかで、合否は大きく左右されることに気づきます。

 

願書提出まで、まだ時間はあります。お子さんが世の中に巣立つ頃、どんな世の中になっているのか。お子さんはどう生き抜いてほしいのか。そのためにはどんな育て方をしたらいいのか。そこをよくよくお考えください。面接官の印象に残る志望理由は自然と導き出されます。

 

出典: 蔵書房

 

 


 

小学校受験が中学・高校受験と異なるのは、ご両親の占めるウエイトが大きいということ。

お子さんとともに試験に臨むという姿勢が大切です。

 

入学願書は願書提出から始まります。入学願書は、言ってみれば学校へのラブレターのようなもの。愛をこめて、ていねいに書きましょう。

 

<願書の目的>

①家庭環境を知る

②家庭教育方針を知る

③学校のことをどれくらい理解しているかを知る

 

出典: 小学校情報フェア