面接のまとめ


○面接内容について

○志望理由について

・小学校の教育理念と家庭の教育方針が同じであることを具体的に答えましょう。

 説明会や見学会などで感じた印象や、志願したきっかけなどを交えて答えると良いでしょう。

 

○子どもの様子について

・幼稚園での様子、幼稚園の先生から実際に言っていただいた言葉、家庭でのエピソードを交えて答えましょう。

・長所については、ご両親がそう思っていることだけでなく、実際に起きた事、他人からそう言っていただいた話などを交えて答えましょう。短所の説明は非常に難しいと思います。なぜなら親がその子の短所と思っているだけでいて、周りから見るとそうでもないことがあるからです。極力柔らかい表現を用いて、愛情ある言葉で答えましょう。「・・・のようなところもありましたが、今は少しずつ直ってきています。」というように、短所が日々の努力で直っているという言い方で話しましょう。短所のない子どもなどいませんから、短所を前向きに表現しましょう。

 

○子どもとの接し方、遊びについて

・自分の家庭を面接官に印象付けやすい質問です。その家庭その家庭で、よそでは行なっていない子どもとの接し方があります。それを具体的に答えましょう。例えば、子どもとした約束、親子だけのオリジナルの遊び方、共通の趣味、などにご両親の考え方などを交えて答えて下さい。誰でも言いそうな遊びよりも、その家庭ならでは遊び方のほうが面接官の印象に残ります。

 

○お父様の職業について

・会社名、部署名、業務内容を答えましょう。業務内容を答える時の注意として、専門用語を控えて、誰が聞いても分かりやすい説明をして下さい。

 

☆ 全体を通して ☆

・面接官から見た「良い家庭」とは、「小学校の考えをとてもよく理解している家庭」「愛情をもって子育てしている家庭」などをさしています。

 

そういったことを面接官に感じ取ってもらわなければならないわけです。ただ抽象的なことばかり言っていては説得力がありません。

 

面接官が、「なるほど、そういった事があって(考えで)志願してくれているのか・・・」と感じていただけるように、どの質問も具体的を入れて答えに説得力を持たせましょう。

・面接の基本は「簡潔に、わかりやすく、誠実に」です。

・面接官は今まで何百という面接を行なってきた面接のプロです。

マニュアルどおりに答えているのか、自分で考えて答えているのかはすぐに分かるそうです。

自分達の言葉で、自分達にしか答えられない表現で答えましょう。

 

 

 


○聞かれることの多い質問(保護者)

・志望理由

・家庭の教育方針

・子どもの様子・性格

・家庭のしつけ

・休みの日の過ごし方

・父親の職業・内容

・子どもの長所と短所

・学校の教育方針

・交通手段

・学校に対する希望

・子どもに褒めるとき・叱るとき

・宗教教育について

・一貫教育について

・女子学校について   など

 

 

 


○お勧めする持ち物

・願書のコピー

・子どもが時間を潰すためのもの(折り紙、本など)

・筆記用具、メモ帳

・小さな辞書(突然、アンケート記入を言われた時のため)

・染み抜き(早く到着しすぎて喫茶店で時間を潰すことがあります。その時お子さんが服を汚してしまうこともあるので)

・小型裁縫セット(前日までに洋服のほつれチェックは済ましておきましょう。万が一のハプニングのため)

 

 

 


○お勧め面接ポイント

・面接官が複数の場合、質問した面接官だけではなく、他の面接官にも時折目線を合わして答える。

 

・ご両親への質問の時は、お父様が答えた方がよいのは当たり前のことですが、お父様お母様で一度視線を合わしましょう。家庭全般に関する質問の時もご両親で一度目線を合わして確認してから答えましょう。

ご両親が同じ考えを持っているというアピールが肝心です。

 

・親子面接の時、ご両親は暖かい眼差しでお子さんを見守ってあげましょう。

お子さんがうまく答えられなかったり、失敗した時こそ、暖かい眼差しを忘れずに。

 

 

 


○最後に

 

・決して慌てることなく、落ち着いて余裕をもって質問に答えましょう。

いかにも、答えを用意してきました、というのがわかるような答えの棒読みはやめましょう。

 

小学校が面接で知りたいのことは、「学校を本当に理解しているのか」、「良好な親子関係が築けているのか」、「経済力」です。

総合すると「親力」と言い換えることが出来るかもしれません。

それを踏まえて、ご両親で想定される質問に対しての答えを話し合って下さい。

 

 

過去に出題された面接質問 

 “こんな質問がでました!”

オーソドックスな質問だけではなく、少し変わった質問を掲載してみました。

皆様のご家庭も答え方の練習をしてみてはいかがですか。

 

・(お子様に)幼稚園のお歌を歌って下さい。

・(お子様に)あなたが使いたいおもちゃをお友達が貸してくれません。

 あなたはどうしますか。

・(お子様に)好きな本の名前を教えて下さい。それには何が出てきますか。

・(お子様に)あなたとご両親で電車に乗りました。席が1つだけ空いています。

 誰が座りますか。

・(お子様に)あなたがドキドキするのはどんな時ですか?

 

・(お母様に)子育てについて最近ご主人とどんなお話をされましたか。

・(お母様に)どのような時にお子様を叱りますか。

・(お母様に)将来どんな大人になって欲しいか、お子さんに話しかけて下さい。

・(お母様に)自分の子供が自分達に似ているところはどこだと思いますか。

・(お母様に)お子様の目がキラキラしている時はどんな時ですか。

 

・(お父様に)お子様との接し方についてお話してください。

・(お父様に)どのような時にお子様の成長を感じますか。

・(お父様に)お子様の好きな食べ物はご存知ですか。

 

 

 

 

 

体験談

一生懸命に頑張っている子供の足を引っっぱるわけにはいかない!!

 

このことが一番のプレッシャーでした。

 

お教室から伝えられたことは

「面接で合格することはないが、面接で不合格になることはあります」

 

この言葉が一番重かったです。

 

しっかりとした準備を行い、

子どもをスタートラインに立たせてあげられるよう努力が必要だと思いました。